アニメーション - はじめの一歩
まずは正方形を動かしてみよう。
コード 1
int i = 0;
void loop()
{
rect(i, i, 10, 10);
i++;
}
実行すると、左上から黒枠の白い正方形が右下へ動きます。
loop() 構文を使うと、実行中に繰り返す文を記述できます。
int型の変数「i」の値を増やして正方形の位置をずらしています。
ただし、このままでは前の正方形の枠線が残っていますね。
アニメーション - リフレッシュ
つぎに枠線を消してみます。
コード 2
int i = 0;
void loop()
{
background(128);
rect(i, i, 10, 10);
i++;
}
実行すると枠線が残らないようになりました。
background()は、背景の色を指定する関数です。
loop()の中では、アニメーションのリフレッシュに使えます。
background()の引数は、fill()と同じです。
ただし、まだ問題がありますね。
正方形がウィンドウの外に出てしまって、すぐに終わってしまいます。
アニメーション - 境界ループ
正方形が外に出てしまったら、また入って来るようにしましょう。
コード 3
int i = 0;
void loop()
{
if (i > width)
{
i = -10;
}
background(128);
rect(i, i, 10, 10);
i++;
}
loop()の最初にiの値を調整しています。
iがウィンドウの幅widthを超えていれば、-10を代入します。
これでまた左上に戻ってきます。
-10ではなく0を代入しても構いませんが、-10を代入するほうが左上からスムーズにウィンドウに入ってきます。
代入する値を変えて試してみてください。